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ガラス豆知識【機能ガラス編】

2023/9/19


複層ガラス
複層ガラスは、スペーサーと呼ばれる金属部材で、2枚のガラスの間に中空層を持たせたガラスです。スペーサーを用いて保たれた

空間には、乾燥空気が封入してあります。ガラスより熱伝導率の低い空気を挟み込むことで、熱移動を防ぎ断熱性能を高めたガラスです。

また断熱性能が向上するため、一般的なガラスと比較して省エネ効果も期待できます。主に冬の寒さ対策や結露対策に効果的で、最近の

新築の住宅やマンションなどでは、標準で使用されていることが増えています。

Low-E複層ガラス
Low-E複層ガラスも複層ガラスの一種ですが、ガラスにLow-E膜と呼ばれる特殊な金属膜をコーティングしたガラスで構成されて

います。Low-E膜は赤外線や紫外線をカットする特性があり、通常の複層ガラスよりも高い断熱性や結露防止効果が期待できます。

またLow-E膜の種類によっては、太陽の熱や日差しを遮ることができるため、夏の暑さ対策としても有効です。一般の方に馴染みを

持ってもらうため、AGC(株)、日本板硝子(株)、セントラル硝子(株)の3社が製造・販売するLow-E複層ガラスは、「エコガラス」という共通呼称が用いられています。

※ 窓ガラスのことで気になった方は、弊社までお気軽にお問い合わせください。

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